そう言って、相手に10回繰り返してもらい、その後で肘を指差しながら「じゃあ、ここは?」と質問すると相手が「ひざ」と答えてしまう遊びがありました。
では「トランサーチ、トランサーチ、トランサーチ」と10回、言ってみて下さい。
ハイ、これであなたも、私が勤めている会社の名前が「トランス・サーチ」ではなく「トランサーチ」だと覚えましたね。
すいません、つまらないことに付き合わせてしまいました。
実は私自身、入社前はトランス・サーチだと思っていました。トランサーチってなんかしっくりこないなあ、と思っていたのですが、いつの間にか愛着を感じるようになりました。
先週、マレーシアに出張し、アジアを中心とした世界の10都市から集まった同僚との会議に参加しました。ロンドンから来た女性CEOは、各都市のメンバーに対して「トランサーチのブランド力を高めるために、SNSなどを使って情報発信しましょう」と呼び掛けました。
場面は変わりますが、日本でセミナーや勉強会などに参加すると
「SNSやブログを使って、積極的に情報発信しましょう」と発言するセミナーの講師や登壇者がときどきいます。
メールマガジンの『ISO通信』を私が始めたのも、それらの言葉に刺激されてのことですが、最初はとても大きな勇気が要りました。3年経った今でも、送信のボタンを押すには、それなりの勇気が必要です。
このメールマガジンの配信先には、大企業の社長や著名なコンサルタントなどもいて、しかも近しい関係とは言えない人もたくさんいます。(簡単に言うと、一度名刺交換したことがあるだけの人に送りつけている状態です。)
「情報発信しよう!」と呼び掛けている人たちの共通の教えに「情報発信をしている人だけが得られる情報がある」というものがあります。
実際にその通りで、メールマガジンに対する返信をもらうと自分とは違う視点があることに気づきます。もちろん、メールを配信する前から、自分とは違う意見があることも想像しているのですが、意外なポイントを指摘されることもあり、新たな気づきとなります。
また、普段はめったに会うことがなくても、たまに返信をもらうだけで、心の近さを感じるようになり、書き続ける動機にもなります。
それから、数年前に一度会っただけの人でも、メールマガジンを送っていることで、こちらから再度連絡するときの心理的なハードルが下がることがあります。
このように、たくさんのメリットがあるのですが“あ~、今月はサボりたい”と思うこともあります。自信を持って発信できる内容のケースは少なく、むしろ「ピザ、ピザ、ピザ」で大丈夫かな、と不安に思うことの方が多いためです。
それでもなんとか、第41号を11月中に配信することができました。
(これで、月に一回のペースをキープ!)
ブランド価値の向上につながるかは微妙ですが「トランサーチ、トランサーチ、トランサーチ」と三回唱えて、今月号を終わりたいと思います。
【追伸 ①】
世界各国の同僚たちの写真。↓
http://www.transearch.com/consultants/consultants
アルファベット順で載っていて
「なぜ日本人の名前はKで始まるのか?」
と聞かれたことがありますが、なぞです。
【追伸 ②】
上の写真は、TRANSEARCHのアジア・パシフィック カンファレンスの様子です。